Research

ここでは本研究室で過去に行っていた,もしくは現在進行中のプロジェクトを紹介しています。

※ただしこのページは更新頻度が低いので最新の研究内容を詳しく知りたい場合は論文リストを参考にしてください.


接着剤のDCB試験(速度速度依存性など)

多くの接着剤は高分子を主としており,粘弾性体として取り扱う必要がある.そのため,接着剤の強度を議論する際にも速度依存に関する評価が重要となる.接着剤の破壊を議論する上で重要なパラメータである限界エネルギー解放率(G_IC)の速度依存性を調査するため,落錘型高速DCB試験装置を用いた実験などを行っている.

DCB試験に関連する論文
  • 「特性の異なる接着剤を用いた接着接合部の準静的および動的負荷下における破壊エネルギー」 関口ら,日本接着学会誌
  • 「Experimental investigation of mode I fracture energy of adhesively bonded joints under impact loading conditions」 山形ら,Applied Adhesion Science
  • 「Experimental study of the Mode I adhesive fracture energy in DCB specimens bonded with a polyurethane adhesive」 関口ら,The Journal of Adhesion
  • 「Analytical determination of adhesive layer deformation for adhesively bonded double cantilever beam test considering elastic–plastic deformation」 関口ら,The Journal of Adhesion


  • SGA接着剤の傾斜塗布

    接着接合は面接合であるため応力分散し,高強度接合を実現している.しかしながら,端部の応力集中が強度低下の一因になっている.応力集中を回避する方法の一つとして有力視されているのが傾斜塗布という手法である.端部に柔らかい接着剤,中央部に高強度の接着剤を用いることによって,応力集中を抑制するとともに高強度の接合が実現できる可能性がある.第2世代アクリル系構造用接着剤(SGA)による物性傾斜装置の開発や,傾斜塗布された接合部の強度評価などを行っている.

    傾斜塗布に関連する論文
  • 「Functionally graded adhesive joints bonded by honeymoon adhesion using two types of second generation acrylic adhesives of two componets」 川崎ら,The Journal of Adhesion
  • 「Digital image correlation measuring of strain and stress distribution on mixed adhesive joints bonded by honeymoon adhesion using two types of second-generation acrylic adhesives of two componets」 川崎ら,日本接着学会誌


  • 炭素繊維強化複合材料(CFRP)を用いた軽量車体の開発

    軽量かつ高強度のCFRPを用い、自動車構造を軽量化し省エネルギーを実現する。本研究はNEDOプロジェクトの一環であり、本研究室ではCFRPの接合方法について検討する。

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    CFRP-金属ハイブリッド構造材を用いた自動車の車体軽量化

    近年、車体軽量化のためアルミ合金の使用が注目されている。しかし耐衝撃性に難点があり、衝撃曲げ負荷により破断が生じやすい。本研究ではCFRPをアルミ合金に接着し、補強をすることにより、衝撃吸収エネルギの4倍増を実現した。

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    熱膨張性マイクロカプセル混入解体性接着剤

    資源リサイクルの観点からはがせる接着剤:いわゆる解体性接着剤の開発が望まれている。本研究では熱膨張性マイクロカプセルをエポキシ樹脂に混入した、全く新しい解体性接着剤を開発した。

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    紫外線硬化接着剤の硬化過程における収縮と残留応力発生メカニズム

    現在、幅広い用途に利用されている紫外線硬化接着剤は硬化時の大幅な収縮により接着剤層に大きな残留応力が発生するといわれ、その影響は無視できない。本研究では、その硬化収縮と残留応力発生のメカニズムを実験的に調べ、材料物性やモデル化、あわせて残留応力の発生量のシミュレーション技法を確立する。

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    生物の優れた機能に着目した可逆凝着デバイスの開発

    進化の過程で獲得した生物の機能はときに人間が創りだすものよりも優れている.ヤモリの手足は分子間力による可逆な着脱を実現する優れた機能を備え持ち,可逆接合の新たな可能性を示している.ヤモリの微細毛構造の理解とデバイスへの応用により,新たな接合技術の可能性を検討する.

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